1月6日に放送のが開始した2013年大河ドラマ『八重の桜』

今回は、自分なりの解釈で『八重の桜』第一話の感想を書いていきたいと思います

まずは、『八重の桜』第一話ダイジェスト版からご覧ください。

『八重の桜』で使われていた『対比』について

『対比』『キーパーソン』の登場がうまく組み合わされていたと思います。
これが効果的に演出出来たのも、冒頭のアメリカの南北戦争のシーンです。

まず、『対比』に関しては見終わった後に感じたのですが
会津藩の微笑ましい日常がすごく印象的でした。
、これは冒頭シーンでアメリカ南北戦争の凄惨さを描いたからこそ、平和な会津藩の日常がクローズアップされたんだと思います。

『キーパーソン』の登場に関して

八重の桜でのキーパソンは、
 山本八重に砲術を教え最も身近な存在である山本覚馬(西島秀俊)
 最初の夫になる川崎尚之助(長谷川博己) 
 再婚相手となる新山襄(オダギリジョー)

山本覚馬と川崎尚之助に関しては、ストーリー展開上自然な流れで登場しますが
新山襄に関しては、どうしてもストーリー後半での登場になります。
それが、冒頭で南北戦争のシーンを持ってくる事で新山襄の登場が自然なものになっています。

第一話目にして、山本八重に深く関わっていく3人のキーパーソンを登場させることで今後の伏線にもなっています。
※『八重の桜』に関心が高い人は、キャスト発表を見ているとは思いますがこういった予備知識なしでも楽しめる構成は必要だと思います。

冒頭シーンもう一つの意味

そして、冒頭の西南戦争のシーンにはもう一つの意味づけがされていると思っています。
平清盛と比較とするとわかりやすのです、平清盛ではこの『対比』に失敗したパターンだと思います。

平清盛の場合は、源頼朝のナレーションで平家滅亡から始まり清盛の母の死で第一話が終了するため終始陰惨なイメージがつきまとってしまいました。

平忠盛:清盛の義父(中井貴一)と清盛の母との仲睦まじいシーンを前半に配置し、後半で清盛の母の死のシーンをもってくればまた印象がちがったのかもしれません。

そういった意味で、『八重の桜』でも会津藩の平穏さや和やかさを演出するためには冒頭で戦乱や戦争シーンはあった方が良いとは思うのですが、平清盛と同じパターンで戊辰戦争での鶴ヶ城陥落・・会津藩の敗北から『八重の桜』が始まっていたらどうだっだでしょうか?

平安・鎌倉時代と比較すれば幕末はまだ記録等も数多く残っておりある程度年配の方にとっては、父・母や祖父・祖母の話が記憶に残っている場合もあると思います。

その為、『対比』して会津藩の穏やかな日常を演出するにしても戊辰戦争からの回顧という平清盛と同じストーリー展開は取りにくかったんだと思います。

そこで、アメリカの南北戦争のシーンに落ち着いたのかと

そういった意味では、対比をしつつキーパーソンの登場と地元会津に対する配慮の結果が冒頭シーンにつながったのかと

なんか、感想というより分析になってしまいましたが、、、
そう言った事を踏まえた上で、ストーリー構成が巧みに練られている今回の大河ドラマも今後もぜひ見たいと思わせてくれる第一話でした!
(↑これが感想)