八重の桜 第5話「吉田松陰の遺言」の感想です。
今回の記事は、あらすじ・ストーリーを予想したものが含まれますのでネタバレになる部分が含まれています。

今回の第5話「吉田松陰の遺言」に関しては歴史背景や会津戦争に関する予備知識が事前にないと楽しめなかった回ではないでしょうか?

まず、吉田松陰の死ですが主人公である山本八重(やまもとやえ)と関わりが少なかったためバックグラウンド(背景)を描きにくいというのはあるとおもうのですが、正直いきなり冒頭で捕縛されて死刑という流れでストーリーが描かれても感情移入しにくいと思いました。
佐久間象山先生の元で、山本覚馬と吉田松陰が共に学んでいるときのエピソードなどあるとより感情移入しやすかったと思うのですが、予算と時間の関係もあると思うので演出家・脚本家の苦労が忍ばれます。

そして、最後の安寧獅子舞(会津彼岸獅子)のシーンに関しては、山川大蔵(演:玉山鉄二)の山本八重(演:綾瀬はるか)に対する秘めた思い(←これはおそらく創作だとおもいますが・・)と後につながる伏線として描かれていると思ったのですが・・

実は、後に勃発する会津戦争の時に鶴ケ城は新政府軍の攻撃で既に包囲され外から城に入れない状態になります。それを知った山川大蔵(演:玉山鉄二)達は、会津伝統芸能の彼岸獅子で入城したと言われています。

そのシーンが登場する前に、安寧獅子舞(会津彼岸獅子)を知ってもらう意味で今回最後の方で登場させたんだと思います。
あくまで予想です、実際に大河ドラマ八重の桜で描かれるかどうかはわかりません・・・でも描かないのであれば今回の安寧獅子舞(会津彼岸獅子)シーンが無意味になります。。


という事で、八重の桜第5話「吉田松陰の遺言」に関しては吉田松陰の人となりや会津戦争に関する予備知識がないと退屈に感じられたのではないでしょうか?

大河ドラマに限らず、映画やマンガ・アニメも伏線の種まきの段階では退屈に感じてしまうのはしょうがない部分ではあると思うのですが・・・

おそらく、脚本家や演出家の方も今回が描きにくい部分だったのかもしれません。
その分最後の次につなげる予告を含んだクライマックスはかなり興味がそそられました。
水戸藩をかばった会津藩にどんな運命が待ち構えているのか!

という事で、これからより八重の桜を楽しむために会津戦争をわかりやすく解説した本をみつけました、こちらも合わせて御覧ください。